【オーデュボンの祈りが舞台化?!】 祝!伊坂幸太郎さん!よーし負けてらんないっ!って勝負にもなっていないが・・・ それを励みに、よりいっそう頑張ってしまおう!という意気込みです。 ―桜井貴遥―
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全ての始まり
この物語から全てが始まったのである!

オーデュボンの祈り
(新潮文庫)

舞台公演がささやかれている(?!)、伊坂幸太郎さん渾身のデビュー作「オーデュボンの祈り」である!

面白い本って何年たっても変わりません。 だって今だに読み返すとニンマ~リな気分になります。

このブログで執筆している『心躍る本!「オーデュボンの祈り」その後』は、そんな「オーデュボン祈り」の後の世界を勝手気ままに空想して味付け調理したものです。

でもその結果あらためて思い知りました。伊坂さんの「オーデュボンの祈り」は、何倍も素敵で、お洒落で、爽快で、スパイスが効いて、リズミカルで、心が躍り、日本酒でもワインでもビールでも何でも合う美味しさです。そして何より心が豊かになる想いをします。

ぜひ、みなさんにもひと口味わっていただきたい。いや、ガッツリ頬張っていただきたい!きっと私と同じ気持ちでお腹いっぱいになるはずです。

桜井 貴遥
お気に入り
AQ327 FUKKEN
福岡県を中心に活躍する素敵なフォトグラファーさんのサイト。彼の独特な色使いと心がとってもお気に入り。
なわない
「うらない」じゃなくて、「なわない」なんですって。その真意はクリック先で。説明は難しいけど、面白いので気に入ってます。
無重力ピエロ
いわゆる「伊坂幸太郎さんファンサイト」そりゃもちろんお気に入りです。


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「オーデュボンの祈り」 その後 -Story1- 新たなストーリーの始まり [20110628]

(ノ><)ノ Story1へウェルカム! \(^^;)o(^-^o)(ノ゚O゚)ノ

「いやーっほー!」僕は心の中で最高の雄叫びをあげた。もしかしたら声に出ていたかも知れない。

誰も知らない島。

四方から太陽の光りが降り注ぐ草原。

僕は心躍る気持ちで、素足のまま颯爽と走り抜けていく。

お気に入りのバスケットシューズは、しっかり手に抱えている。

頬を流れる汗も爽快に輝いているだろう。

今日は、僕が日比野をびっくりさせようと思っている。

なぜって?

それは、ほんの少し過去を回想しなければならない。


(ノ><)ノ(^O^)\(^^;)o(^-^o)(ノ゚O゚)ノ


コンビニ強盗に失敗し逃走していた僕は、気付くと見知らぬ島にいた。

この島には、妙な人間ばかりが住んでいた。

犬のような青年、嘘つき画家、公認殺人者、喋るカカシ。

ここに連れて来られて数日、食べることや寝泊まりするとこは困らないだけでなく、全く時間を持て余すことはなかった。

そう、犬のような青年の日比野が、いつも朝から驚くような事件を持って来てくれるからだ。

でも今朝はちょっと違う展開のようだ。

久しぶりにベッドの上で自然に目を覚ますことができた。

しかし、何か変だ。

見知らぬ島の、見知らぬ家の、見知らぬベットで寝ていること自体も変なんだけど、別の変な違和感を感じる。

また何か僕の想像をはるかに超えることが起きてしまったのか。

寝返りをしたら驚くほど簡単に違和感の正体がわかってしまった。

なるほど。隣に若い女性が寝ているだけだ。

しかもやっぱり、見知らぬだ。

目は覚めたのに、脳ミソが金縛りのように思考停止してしまった。

いまだかつて自分の人生にこんなことは無かった。はずだ。

気がついたら見知らぬ女性と一緒に寝てたなんて。

いったいどうなっているんだ。

しかしこの島に来てから色んな体験をしたせいか、意外と心は落ち着いていた。

少し成長したのかもしれない。

カップラーメンを食べれるくらいは経っただろうか、ようやく脳ミソが動き始める。

昨晩は、珍しく酒を飲んだ。本当に久しぶりのアルコールだった。

あのでっかいウサギさんに戴いた日本酒を片手に、空が薄明るくなるまでカカシの優午と話しをしていたんだ。

でもいったい、ある意味図々しさまで感じさせる、まるで警戒心のない飼猫のように心地よく寝ているこの女性は、誰なんだろう。

後ろ姿しか見えない。顔を覗けば解決するのだけど、何故だか起こしてしまったら本当に大変なことになりそうで、とてもそんなことをする勇気はない。

だから僕は急いで記憶の奥を探しはじめた。

オセロゲームの終盤、疑いつつも俄かに勝敗が見えて来るように、薄すぼんやりとだが記憶の底に知りたいことが見えてきた。

そうだ、適量も知らず慣れない日本酒を飲んで、かなりハイな状態で優午と話していたんだ。

優午はそんな僕相手に、心良く付き合ってくれた。

いや、もしかしたら人間なんて単純で愚かだと思いながら、仕方なく相手をしてくれてたのかも知れない。

徐々に思い出して来た。

僕にはどうしても真相を確かめたいことがあって優午のところに行ったんだ。


(ノ><)ノ\(^^;)o(^-^o)(ノ゚O゚)ノ


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2011-06-28(Tue) 00:00 心躍る本!その後 | TB(0) | コメント(0) | 編集 |

伊坂幸太郎さんのオーデュボンの祈り。なんと舞台化するようで。ラサール石井さんが出るってゆうのは聞いたんだけど、その他の俳優さんはどうなるのか気になるところ。
私のエネルギー源
こんなのあり~!?
って思わずニンマリしてしまう。そんなスピーディ&リズミカルで独特のスパイスが効いた伊坂幸太郎さんの味を、どうぞワインと一緒に楽しんで召し上がれ。


 @伊坂幸太郎 大特集!

マリアビートル

マリアビートル (角川書店) 著者:伊坂 幸太郎 実は私もまだ読んでいないが相当出来の良い作品といううわさ→
酒浸りの元殺し屋「木村」。狡猾な中学生「王子」。腕利きの二人組「蜜柑」「檸檬」。運の悪い殺し屋「七尾」。物騒な奴らを乗せた新幹線は、北を目指し疾走する! 


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太宰治の未完の絶筆「グッド・バイ」から想像を膨らませて創った、まったく新しい物語。1話が50人だけのために書かれた「ゆうびん小説」が、いまあなたのもとに。
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オーデュボンの祈り
(新潮文庫)

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ほかにたくさん井坂幸太郎さんの心躍る本!



 I love a book very now. How about you? If a book comes to like you, I am very very glad. Your life seems to become pleasant, too.
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